よもやま

Ubuntuプリインストールのノートパソコンを買った

どうも。のみぞうです。

ハッキング遊び用に新しいノートパソコンを買いました。広いインターネットには私みたいなキトクな人が少しはいそうな気がするので書き残しておきます。

ハッキング環境に限界を感じていた

ハッキング遊び用と明言する通り、主にTry Hack MeやHack The Boxによる自習・CTFの攻略(たいてい解けない)・セキュリティ系勉強会への持ち出し(コロナで最近はなくなったけど)・WriteUpのブログへの投稿・ネットサーフィンを主な用途として、当該ノートパソコンを利用してきました。

(ちなみに他にほとんど使ってないWindowsのデスクトップ端末と、ほぼ私物化している職場のMac Bookもあります)

見て分かる通り完全にお遊び用途ってことで、数年前に秋葉原の路地裏で1万5千円で購入したLet’s NOTEに、ハッカー御用達でハッキング・ラボでも初期設定について懇切丁寧に紹介されているKali Linuxを導入して使っていました。

当時のTweet探したら小さくて軽いほうがいいとか言ってるけど、正直小さすぎて結構微妙だぞと言いたい。

この後、調子に乗ってステッカー貼りまくってしまい持ち出し用に買ったのにちょっと持ち出すのが恥ずかしくなった(自業自得)

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ちなみに元はこれ↓

10年前の最新機種。

GUIの操作が辛い

そんな10年前の最新機種でも、CUIの操作はストレスなく行えていました。

しかし、TryHackMeなどのペネトレーションだと、80番ポートが開いてればブラウザでつなぎに行くし、必要があればローカルプロキシ噛ませて攻略するようなシーンがあると思うのですが、それがどうしても辛かったです。ハッキング・ラボで言うと7章以降が辛そう。

あとついでに、攻略しながらWalkthroughの執筆を並行で行いたかったのですが、スクショ撮影したりするのに負荷がかかるようで動きが思うようにいかずイライラが募りました。

よく考えたらOSセットでなくてもいいと思った

そのLet’s NOTEにはもともとWindows10がのっていたので、なんとなく勿体なくて当初はKaliとデュアルブートにして使っていました。

しかし1度もWindows側で起動するようなことがなかったため、最終的にはWindows部分を潰して使っており、どうせ自分で入れるならOSは自分でインストールする形のノートパソコンって売ってないのかなーと思い始めました。

自作PCというのはよく聞くけど…ラップトップを自作する人ってあんまりいないよね…?(詳しくないのでしらんけど)

新品でOSなしで売ってるノートパソコンはないのか

パソコン工房で売ってた

ざっと調べたけどここしか見つからなかった

iiyamaという謎メーカー(ごめん)…ううん…冒険だな…

別にコスト削減でOSをなくしたいわけじゃないからなあ。できれば普通に名の通ったメーカーがいいのだけど…。

さらにググるとDell USAでUbuntuのプリインストールPCが売っていることがわかった。

Ubuntuなら使っているペンテスターの人も多いし、もし気が変わってもKaliに載せ替えれば良い。

これや!!!と思ってカートにいれて購入画面にまで行って、配送先が米国のみだということに気がついて泣いた。(日本在住)

Ubuntuなら日本のDellでも売ってるよ

傷心のあまりツイートしたら

売ってますよって教えてもらった。

さすが人類の集合知Twitterです。ありがたい!!ありがとうございます!!

結局何買ったの

これにした。

外出の機会が少なくなったので15インチでもいいかなと思ったけど、キーボードの配列が気に入らなかったので14インチのやつにした。色々比較してみると意外と自分の気づかなかったこだわりポイントがあるんだなと気付かされる。

調子に乗ってカスタマイズしてしまったので(CPUいいやつにしたりメモリ増やしたりSSDにしたり…ゴニョゴニョ…)別にお安く買えましたって話ではない。OSはタダだけどそんなんほぼ誤差では。

最終的な値段は秘密だけど、M1 MacBook Airとかとそんな変わらんので、もしかしてUbuntuに固執せず普通にMacのラップトップ買ったほうがよくね?とポチってから気づいた。…まあ、Ubuntu使ってみたかったのでそこはいいんだ…うん…。

今の所遊びで使うには十分すぎる性能を発揮しているのでとっても満足しています(おそらくオーバースペック気味だとは思う)。コロナで価値観が変わってきたのか、快適な作業環境のためには十分お金をかけるべきと思うようになってしまったんだよなあ。

他の方法もあったかもしれない

MacBookにすればよかったかも、というのも一案なのですが。他にもアイデアをいただいたのでもしかしたら参考になるかもしれないので載せとく。

USBブートのkaliを用意したらいいのでは

そういえばブートUSB作ったことはあるけど本格的に運用したことはないんですよね。実際の使い心地はどうなんだろう。

スーパーハイスペックPCを買って仮想マシンのLinuxを使う

旧世代Mac Book 13インチ(メモリ8G)やSurface Pro 4(メモリ16G)でVirtualBoxのKali Linuxを動くようにしてた時代があるですが、使えはするもののやっぱGUIになるとちょっともさっとして億劫になる印象。ベンチマークしたわけではないですが。
今はもっと性能がよくなってるから事情が違うかもしれない。

いっそVPSサービス借りちゃえ

これはかなり興味あるな…今度1台くらい借りてみよう。実際使ってみて実機と使い心地がどうちがうのか比較してみたい。