Hardening

Hardening競技会非公式同人誌「ハードニングファンZ(仮)」への寄稿を募集します

どうも、野溝のみぞうです。今までHardening Projectのいちファンとして、Hardening競技会非公式同人誌を2回ほど頒布してきました。

ありがたいことに、過去バージョンはまあまあご好評をいただき売り切れ状態となっています。今年も2024年5月12日(日)技術書同人誌博覧会10にて、新刊として最新バージョンを頒布したいと考えています。

つきましては、寄稿者として本書の執筆にご協力いただける方を募集いたします。

参加資格は「過去に何らかの形でHardening競技会またはサイバーセキュリティのインシデントレスポンスに関わったことがあり、日本語で文章を書くことができる人」です。興味のある方は記事を最後までお読みいただき参加表明してください。お待ちしてます!

以前と変更になっている部分がありますので、常連さんもちゃんと最後まで読んでね!

どんな本なの?

寄稿を募集するにあたって、本の説明をしたいと思います(知ってるって人は読み飛ばしてね)今回作ろうとしている本(ハードニングファン)は同人誌です。

同人誌とは、出版社を通さず制作する自費出版の本のことで、筆者ののみぞうの責任において印刷・頒布を行います。通称「薄い本」と呼ばれて主にコミックマーケットなどの即売会や通信販売のサイト上で頒布されます。

コンセプト「Hardeningの不安をFUNに変える本」

Hardening競技会に参加したことのある方は理解できると思うのですが「初参加のとき右も左も分からず苦労した」という経験のある方は多いと思います。

Hardening競技会のとくに本戦は、かなり長丁場でタフな取り組みです。基本的にはチーム戦なので、チーム内でフォローし合って課題に取り組んでいくわけですが、無駄な苦労を避け、より楽しく充実した時間のために、過去の知見をドキュメントとして残すことは非常に重要です。これによって、以下のようなメリットが生まれます

  • 初参加者は最初から何があるのかわかっている方が安心して参加できる
  • 経験者もチーム内で共通認識が揃っているほうが、本来の目的である「ビジネスの堅牢化」のために必要なことに時間を使える

それぞれブログ記事などに残している方も多いですが、まとまって参照できるものがあるといいなーという私個人の気持ちもあって一冊の本にまとめています。あと本作って売るのってシンプルに楽しいよ。

大方針

今回考えている構成(変更の可能性多いにあるのでそのつもりで…)

Chapter1~2のHardening解説の部分は今まで追記を繰り返した結果冗長になってきたので、今回はできるだけ内容の見直しを行い、ページ数を減らしていく方針です(できるだけ…)あとついでに本のサイズをB5にしたいと思ってるんだけどどこまでできるかはわからん。ページ数が増えると本の費用に跳ね返ってくるため、読者の方の負担軽減のためになるべくがんばろうと思っています。

一方で、Chapter3に関してはゲストの寄稿文になりますので、毎年完全刷新を行っています。この部分がご協力いただきたい箇所です。あとChapter4以降は気合で書くつもり。

以前にご寄稿いただいた経験のある方は今年度テーマに沿っている限り、自分の文章を推敲して再度寄稿する、という形をとっていただいても構いません。

募集テーマ「Hardening初心者に伝えたい、知っておいたほうがいいこと、役立つこと」

前フリが長くなりましたが、そんなわけで、皆さんにいただいた原稿をまとめて本にしたいと思います。募集テーマは「Hardening初心者に伝えたい、知ったおいたほうがいいこと役立つことです。たとえばこんな文章を期待します。

  • 誰も知らないHardening攻略法教えます
  • Hardeningで学んだセキュリティ対策実践してみた
  • Hardening知ったコミュニケーションのコツ
  • 普段のセキュリティ対応やインシデントレスポンスで役立つ情報

などなど…あなた自身の知見や体験に基づく洞察であればだいたいなんでも大歓迎です。ここで言うHardeningとは本戦に限らずです、MicroとかMiniとかその他インシデントレスポンスに関わる共通的な話もドシドシお待ちしてます。

大変僭越ではありますが、筆者はこの本をできるだけ役立つ情報が載った本にしていきたいと考えています。従って、ごく個人的な思い出話やネタ的な面白いだけの話は今回募集しません。筆者自身の体験談も今回は削除する方針です。

体験談はあっても構いませんが、体験を通じて何を学んだかがより重要と考えます。対象読者はあくまでHardening初参加の方・セキュリティ初心者の方としていますので、レベルの高い話を求めているわけではありませんが、セキュリティのプロフェッショナルたる矜持を持って、あなたなりの知見を共有してください。

あまりにも趣旨に合ってないと判断した場合は、ご相談の上でリジェクトする可能性がありますのでご了承ください。

寄稿するには?

さて、ここまで読んでいただいて寄稿に興味が出てきた方は、以下の手順と締め切りを守って原稿の執筆をお願いします。

①mokumokuHardeningのDiscordに参加して意思表明する

参加表明期限は2024年2月29日(木)23:59 まで。

連絡用に、Hardening常連のやぶさんがやってるmokumokuHardeningのDiscordを利用させていただいています。以下の招待リンクからDiscordに参加してください

わいわい>ハードニングファンブックをつくろう チャンネルをご確認ください。

このチャンネルで「寄稿したいです!」って一言呟いていただければエントリー完了です。どんなテーマで書くか決まってる人はそのテーマについてチラッと言及してもらえると嬉しいです(なにも決まってなくてもやる気さえあれば大丈夫です)

ちなみにこのチャンネルは去年も利用したのを再利用しているので、会話ログを遡っていただくとどんな感じで原稿作業が進むのかの雰囲気がわかるかもしれません。

②原稿を書く

原稿の要求仕様(下記に記載してます)にそって原稿を書きましょう。

最終的にきれいにレイアウトして本にするところはのみぞうが責任を持って行いますので、基本的にはテキストで文章を書いて提出してください。

ここらへんはどうしても一人孤独な作業になりますが、mokumokuHardeningのDiscordでは毎週第三土曜日くらいにもくもく会が開催されていたりしますので、よかったら原稿作業目的で参加するのも面白いと思います。もし何か悩むことがあったらいつでもDiscordでご相談ください。

原稿には本文だけでなく「タイトル(忘れがち)」や「筆者プロフィール(提出フォームに記載事項あり)」も必要なので注意してください。

③原稿提出フォームに投稿

原稿提出締切は2024年3月31日(日)23:59です。

大変申し訳ないのですがのみぞうのスケジュールの都合で締切が早めになっています。

Discordに現行提出用フォームのリンクが貼ってありますので、書いた原稿と必要事項をフォームに入力して送信してください。大変申し訳ありませんが締め切りを過ぎた場合は受け付けられません、期限厳守でお願いします。

万が一意思表明後に連絡がとれない場合、のみぞうから個別に原稿の催促や確認をすることはありません。なぜなら面倒だからです

④のみぞうからの連絡を待つ

ご提出ありがとうございます!のみぞうからDiscordで連絡します。いただいた原稿のレイアウトが完成した段階で一度お見せしますので、掲載内容を確認の上で何か問題があれば修正の指示をお願いします。ちょっと時間かかるかもしれません…ごめん。

万が一原稿提出後に掲載内容の最終確認連絡が取れない場合、そのまま掲載するかリジェクトするかはのみぞうに一任いただきます。多分リジェクトします。なぜなら面d(以下略)

原稿の要求仕様

そんなに厳しいものではないのですが、ゆるくレギュレーションを定めています。

  • Hardening参加者が読んで役立つ文章であること(レベルは初心者向け歓迎、もちろん上級者向けもどうぞ)
  • タイトルをつけること
  • 文字数はだいたい400文字以上~3000文字以内(文字数カウント
  • ファイル形式は.txtか.docxか.mdか…なんでも良いですがのみぞうがテキストを認識できるもの
  • 日本語であること
  • できれば見出しのある構造化した文章をこころがけること
  • 他人を不快にするような表現は避けること

テンプレートがあったほうが書きやすいって声があったので、一応GoogleDocsでテンプレートつくりました。必要ならコピーしてご利用ください(使わなくてもOKです)

前年度は2000文字上限としていたのですが、ほとんどの原稿が文字数をオーバーしていたので上限を緩和しました。

書いてみるとわかりますが、それでも3000文字は意外と短いです。原稿書くときには時々文字数カウントしながら書いていただくことをおすすめします。大幅にオーバーする場合は事前にご相談ください。

できること

  • 原稿に図表やイラストを挿入する
    • 印刷に耐える解像度の画像データを別で送付ください(ファイルアップロードできるようになってます)GoogleDocsに貼るだけではのみぞうが再利用できないのでNGです
    • PowerPointで作った図をそのまま使いたいとかの場合は、そのpptxファイルをそのまま送っていただければこちらで対応します
    • 紙の本に印刷するとスクリーンショッ中の字はまあまあ潰れて読みづらくなります。文字を読むことが重要なものであれば注釈などの文字や図をつけてください。わからなかったら相談してください。
  • 強調箇所だけ太字にしたい・文字を大きくしたい・余白を空けたい
    • 指示がわかるようにどこかに書いておいていただければ希望に沿うように努力します

要求仕様に沿っている限り、のみぞうは校正に類する活動は行いませんし、内容を修正・変更することはしません(明らかな誤字脱字に気づいたら直すかもしれませんが保証はしません)Hardeningで培った文章作成能力を遺憾なく発揮してください。

無理なこと

  • 原稿の分量が多すぎる
    • 多少のオーバーは許容しますが、大幅に超えてしまう場合(目安として4000文字以上)は一度ご相談ください。前述の通り、ページ数が多すぎる本の費用に跳ね返ってくるため、読者の方の負担になることは避けたい方針です。
  • 図表の中の字が小さすぎる
    • 前述の通り図表を入れることは可能ですが、本のサイズはA5(横148mm×縦210mm)かB5(横182mm×縦257mm)のどっちかです。どっちかまだ決めてませんが紙のサイズが決まっている以上どうしても物理的な制約がありますので、その辺を配慮の上で図を作成してください。程度がわからない場合はお気軽にご相談ください。
  • パワーポイントのデータそのまま
    • 図が豊富なのはかまいませんが、言葉で情報を補足することが前提のスライドだけを送られても本にできません。読者が内容を理解できるように適切に加工したり文章で補足するなどしてください
  • 文字や図の色指定をしたい
    • ごめん本文は白黒印刷なのでそれは無理!

寄稿いただいた方の特典

原則としてこの一連の原稿書き作業によって報酬が発生することはありません。趣味の活動なんで…ごめんね。

ただし、寄稿して頂けた方には特典として完成した「ハードニングファンZ(仮)」の物理本(紙の冊子)か電子本(PDF形式の電子データ)のいずれかを差し上げま。ご希望を原稿提出フォームの回答で教えてください。

物理本をご希望の方はのみぞうに住所を教える必要があるのでそれだけよろしくお願いします。本を送る以外の目的には利用しません。送料はのみぞうが負担します。

スケジュールまとめ

発行予定日

2024年5月12日(日) 技書博10の新刊として頒布します

サークル名「のみぞーん」です。ご興味があれば遊びに来てね。

即売会終了後にBOOTHでも取り扱いを行いますので、遠方でイベントに参加できない方にも手にとって頂けるようにしますのでご安心ください。

締め切りまとめ

  • 参加表明期限:2024年2月29日(木)23:59
  • 原稿提出締切:2023年3月31日(日)23:59

質問や困ったときは

Discord(@nomizou)かX(Twitter)でのみぞうに気軽に声かけてください!

その他募集

もしAdobe InDesignを扱えて組版できるぜって方で手伝ってくださる方いたらご連絡下さい。私も素人なのでフォローはできないので自走できる方限定で…。